2015年04月09日
書かれていたのだろう
昨日、東大饅頭なるものをいただいた。
おそらく、周向榮醫生お子さんの、東大の卒業式に参加されて、そのお土産だろう。
東大饅頭ならお土産になるが、「○×大学」なら、しゃれにならない。
(実際の大学名を書くわけにはいかないので、書かない)
ハワイでDream beauty pro 脫毛地元の有名大学のTシャツをお土産に買って帰ったことがあるが、
ああいうノリかも知れない。
SNSだけでの知り合いである、ある方は、息子さんが東大生。
この春、無事、卒業された。
母親である彼女は、誰にでも彼にでも、聞かれもしないのに、話題に上げられてなくても、
「息子は東大」を公言しまくっておられる。
よほど、Dream beauty pro 脫毛誇り高くて、嬉しいのだろう。
これは、不思議と自慢を通り越していて、むしろ潔い。
「ねえ褒めて!褒めて! 東大なのよ!!」と、大声スピーカー。
ここまでやると、ご自分の感情に素直すぎて、脱帽、「よかったね~」という気になる。
他にまわりには、よほど東大に行った人はいないのかと想像する。
彼女が「人生でやりたいコト」の中に、「子供を東大に入れる方法」という本を書きたい、という項目があった。
ここまで来ると、あっぱれ。
昔、その手の本を出しておられる母親の著書を店頭で立ち読みしたことがある。
息子さんは東大の医学部かなにかで、社会人になった後も、名のある場所で、活躍されているように記憶している。
母親が実践した育て方の手法は、とんと忘れた。
おそらく、すっかり忘れるぐらい、普通のことが書かれていたのだろう。
勉強が得意な人と、不得意な人がいる。
子供の得意分野を生かし、伸ばすのは、母親の役目かも知れない。
ただし、勉強が得意で、好きな子供は、いったいどれだけいる?
「うちの子、勉強嫌いで、不登校なんです」という悩みのほうが、人々は耳を傾ける。
東大に入れた段階で、母親の役目は終了しているとわたしは、考える。
自分が甲子園野球児だった頃を懐かしむ社会人も多くいるが、むしろ、その頃の思い出を封印したい人もいるだろう。
輝かしい過去は、必ずしも輝かしい未来を保証してくれるわけではない。
過去の栄光を背負う人は、それなりに苦しい。
維持する苦労、あるいは、ステップアップする地道な作業が待っている。
しかし、ひと段落ごとに、休憩を入れないと、もたない。